(趣旨)

第1条　黒潮町立町民館(以下「町民館」という。)の使用については、この条例の定めるところによる。

(使用者の制限)

第2条　町長は、町民館の運営に支障のない範囲において、次に掲げる場合に一時使用を許可することができる。

(使用許可の手続)

第3条　町民館を使用しようとする者は、使用の前日までに次の事項を記載した申請書を町民館責任者を経由して町長に提出し、その許可を受けなければならない。許可を受けた事項を変更しようとするときも、同様である。

(使用許可しない場合)

第4条　町長は、次の各号のいずれかに該当すると認める場合は、町民館の使用を許可しない。

(使用許可の取消し等)

第5条　使用の許可をした後でも町長において必要があるとき、又は次の各号のいずれかに該当する場合には、町長は、町民館の使用を制限し、又は使用の許可を取り消すことができる。

(厳守事項)

第6条　町民館の使用の許可を受けた者(以下「使用者」という。)は、次の事項を厳守しなければならない。

(損害賠償)

第7条　建物、設備類を汚損し、又は破損したときは、それが誰の行為であっても町長の指示に従って使用者がこれを原状に復し、その損害を賠償しなければならない。この場合において、これを怠ったときは、町において復旧し、その費用を使用者から徴収する。

(使用時間)

第8条　町民館の使用時間は、午後5時(黒潮町の休日を定める条例(平成18年黒潮町条例第2号)第1条に該当する日は、午前8時30分)から午後10時までとする。ただし、特に必要があるときは、町長の許可を得てこれを伸縮することができる。

(使用料)

第9条　町長は、町民館の使用を許可したときは、別表に掲げる区分により使用料にその額に消費税法(昭和63年法律第108号)に定める消費税の税率を乗じて得た額及びその額に地方税法(昭和25年法律第226号)に定める地方消費税の税率を乗じて得た額を合算した額を加えた額(その額に10円未満の端数があるときは、これを切り捨てた額)を徴収する。

(使用料の不還付)

第10条　既に納付された使用料は、還付しない。ただし、次に掲げる場合には、その全部又は一部を還付することができる。

(使用禁止)

第11条　町長は、この条例の規定に違反した者に対しては、その後の使用を禁止することができる。